前人未到の月面着陸を目指したことに由来して名付けられた「Moon Shot（ムーンショット）プログラム」という名前は、プログラムを通して、自ら問いを見つけそれらを主体的に解決していく持続可能な社会の担い手になってほしいという思いが込められています。
このプログラムでは、ピンチをチャンスに変えてきた「葉っぱビジネス」「ゼロウェイスト」に代表される上勝町の町づくりをフィールドワークや上勝町民へのインタビューなどを通して学んでいきます。持続可能な町づくりのヒントを実際の地域のヒト、モノ、コトと触れ合いながら学ぶことで地域課題を自分事として捉え、行動することを目指す体験型教育旅行です。
事前にパンゲアスタッフが学校にお伺いし講義形式（インプット）＋ワークショップ形式（アウトプット）で授業を行います。講義形式では合同会社パンゲアの活動、上勝町の概要、上勝町が実際に直面した課題（葉っぱビジネスやゼロ・ウェイストが生まれるきっかけ）について説明します。その後、町がどのようにして課題を解決したのかを考えます。事前授業では生徒自身が考え、答えを出す段階で授業を終え、当日のプログラムへの関心を高めます。
実施内容
講義・ワークショップを通じた「課題の掘り起こし」
想定される効果
座学によるインプットとワークショップ形式によるアウトプットをすることで、課題を掘り起こし、考察する能力を養います。
「上勝町の全体像を捉える」「持続可能社会に向けての取り組みや山の経済/環境的価値」「ゴミは本当にゴミなのかを考え、検証と分別を体験」の3つのプログラムを軸に、町民インタビューや葉っぱビジネス体験、カードゲームを使った学習をし、プログラムを通して学んだことをプレゼンしていただきます。
実施内容
町内フィールドワーク、いろどり農家さんや町内事業所にインタビュー、葉っぱビジネス体験、いろどり山ハイク、ゴミを救えカードゲーム、ゴミの分別体験、プレゼン など
想定される効果
新たな価値観、多面的思考・分析力を身に付けられます。
1日目【半日】 ＋ 2日目【全日】 ＋ 3日目【半日】
クリックで閉じる開く新たな価値観、多面的思考・分析力を養うプログラム
上勝町の全体像と捉え、葉っぱビジネスを体験・ハイクを通して持続可能社会に向けての取り組みや山の経済/環境的価値について学ぶ
葉っぱビジネス体験とゴミの資源化分別体験
葉っぱビジネスやゼロウェイストが町にどのような影響をもたらしているかを学ぶ
| 日程 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 1/2Day | ¥7,150 / 1人 | 39名以下の場合、人数に関わらず¥278,850 一律 |
| 1Day | ¥9,900 / 1人 | 39名以下の場合、人数に関わらず¥386,100 一律 |
| 1.5Day | ¥14,300 / 1人 | 39名以下の場合、人数に関わらず¥557,700 一律 |
| 2Day | ¥17,600 / 1人 | |
| 2.5Day | ¥20,900 / 1人 | |
| 3Day | ¥24,200 / 1人 |
徳島県の中部に位置する人口約1500人、高齢化率が50％を超える四国で一番小さな町。面積の88％が山林で、山腹斜面に階段上の田畑と大小55の集落が点在している。限界集落と言われている上勝町ですが、料理のつま物を初めて商品化した「彩（いろどり）」やごみのリサイクル率80％以上に達する「ゼロ・ウェイスト」の取り組みなど、日本の地方創生モデル地域として国内外から注目を集めており、「日本で最も美しい村連合」や「SDGs未来都市」などに選定されている。
